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  • 2025.10.01

労働基準法を「お弁当」で説明してみた

みなさんは「労働基準法」と聞くと、どんなイメージを持ちますか?
少し堅い印象を受ける方も多いかもしれません。
でも実はこの法律、働く人を守り、安心して暮らしていくための大切な“ルールブック”なんです。

そこで今回は、そんな労働基準法を「お弁当」にたとえて考えてみました。

「主食=基本給」

お弁当の主食であるごはんは、働くうえでの「基本給」。
しっかりとした主食がなければ、満足に力を出すことができません。
同じように、生活の土台となるのが基本給です。
安定した収入があってこそ、安心して働き続けることができます。

「野菜・副菜=休憩や休日」
「たんぱく質=安全な労働環境」

お弁当には、バランスを取るために副菜やたんぱく質が欠かせません。
労働環境でも同じことが言えます。
適切な休憩や休日が取れること、安全に働ける環境が整っていること。
これらがあることで、毎日元気に働けるのです。

「果物・彩り=有給休暇や福利厚生」

ちょっとした彩りやデザートがあると、お弁当がぐっと豊かになります。
有給休暇や福利厚生も、それと同じように「心のゆとり」を生み出します。
仕事だけでなく、生活全体が充実することで、より良い働き方につながります。

●バランスが取れているとは?

それは「無理なく働けて、生活も守られる」状態のこと。
栄養バランスの良いお弁当を食べ続けると健康でいられるように、
働く環境もバランスが大切です。
仕事・休息・生活のどれが欠けても、長くは続きません。

●バランスを崩すと…
  • ・おかずなし弁当:給料が低すぎて、生活がままならない
  • ・揚げ物ばかり弁当:残業ばかりで心身が疲弊する
  • ・スカスカ弁当:見た目は整っていても中身が薄く、満足感がない

どれも、最初は気づきにくくても、続けるうちに健康を損ねてしまいます。
働き方も同じです。
「頑張りすぎ」「我慢しすぎ」は、どこかで無理が出てしまいます。

●働き方にもバランスを

彩り豊かなお弁当が心を満たすように、
バランスの取れた働き方は、人生そのものを豊かにします。

GO社会保険労務士法人では、
労働基準法を正しく理解し、社員も会社も健康でいられる
“働きやすい職場づくり”をサポートしています。